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BARRAMUNDI / バラマンディ
特になし、日本のアカメとは種類が違う(通常バラマンディと呼ばれる)
確認中
ベスト9−3月 / 可能4−5月 / 困難6−8月
ベイト(餌) / ルアー / フライ
最大130cm(35kg) / 平均60〜80cm
カレンダー / タックル |
オーストラリアでのフィッシング=バラムンディと連想するくらい、バラムンディはこの国でのスポーツフィッシングのターゲットとして広く認知されており、ライトタックルで臨むなら間違いなくナンバーワンの相手でしょう。クィーンズランド北部では、バラムンディフィッシングの素晴らしい実績があります。彼らの生息域は多様で、ケアンズから西へ約1時間、淡水の湖ティナル湖、熱帯雨林のジャングルを流れる川(完全な淡水域から河口まで)、マングローブに沿った入江や湾、岩の多い海岸線、などさまざまです。それぞれの生息環境による捕食活動などの違いからくる、大きさや習性、季節によりいくつかの釣り方があります。
数年前にティナル湖に放流されたバラムンディの幼魚は、生息環境の適合と豊富な餌により、生息数は多く、30キロに達するものも珍しくありません。これらモンスターを狙うには、11月から3月にかけての蒸し暑く、風がない日の夜明けと夕暮れ時がベストです。ディープダイバーを水中の倒木や水草など障害物周りへのキャストや、ボートでのトローリングに実績があります。華奢なタックルにもし大型がヒットすれば、おそらくヒットの瞬間にへし折られてしまうでしょう。ここの怪物を引き抜くつもりであれば、丈夫で最低でも20ポンドラインに対応したタックルと50ポンドのショックリーダーが必要です。
1−3月の雨季には、1−2週間の間に1000ミリ前後の豪雨も珍しいことではありません。この豪雨による川の氾濫は、同時にたくさんのエビや小魚などを大量に海へと押し流します。雨が止み川の水位が元の状態に戻りかけた頃、押し流されたエビや小魚は隠れる場所を求めて河口や沿岸部の岩場、テトラなどの周りへ集まります。そしてこれらのベイト(餌)を追って、大型のフィッシュイーターも一定の場所に集まってきます。中には20キロに達するような大型バラムンディも珍しくありません。大型フックを取り付けた6−8インチのルアーをこれらのポイントへキャストします。ソルトウォーター・バラムンディの豪快なジャンプをかわすには巧みなロッド操作を要求されます。バラムンディは暖かい水温を好むため、暑い季節の方が断然動きが活発になりよく餌を追います。ケアンズ周辺では水温の下がる6−8月は活性が低くバラムンディを狙うにはかなり不利ですが、4〜5キロ位の中間サイズなら通年釣ることも可能です。水温が下がる時期にはマングローブの根の間や水草周りなど障害物があり、水深が浅く、日中の太陽熱で水温がある程度暖められるところがポイントとなります。
通常、ルアーの選択は狙うポイントの状況に合わせるのが鉄則です。川の中流域の水草周りで45−65cm位の中型狙いや、また少し下流の泥低での大型をターゲットとする場合などは、水深が比較的浅いですからフローティングミノーを使用します。なかでも「Gold
Bomber long6インチ」がベストでしょう。河口付近の急な落ち込みや深めの沈み木など障害物付近のポイントを狙うのであれば、ディープダイバーが有利です、「Rapala
Shad Raps」に一番実績があります。カラーはナチュラル系に加え、ピンクとパープル系やゴールドまたはブラウン系がいい釣果に結びつくでしょう。タックルは状況に応じて12−18ポンドラインに対応するものを用意してください。
伝統的なベイトフィッシング(餌釣り)でも、勿論バラマンディを釣ることが出来ます。ベイトは大きめのエビやイワシなどの小魚、生きたものを使います。ポイントの上流や潮上にアンカーでボートを固定し活餌を、潮や流れに乗せてポイントまで送り込みます。ベイトフィッシングはルアー程の正確さや繊細さを要求されるものではありませんが、ルアー以上に潮の動きにより釣果に差が出るのと、最初のフックが甘くかなりの確率でばらしているのも事実です。大きく力強くあわせてください、豪快なジャンプによるファイトは、ルアー、ベイトに関わらず、我々アングラーあこがれの的です。
食用としてはかなり美味しい部類の魚です。そのためか商業用にかなりの数が捕獲されるため、生息数は決して多いとはいえません。ケアンズの街中のレストランからリゾートホテルまで、そのほとんどにバラマンディのメニューがあります。あっさりした味ですが、大味ではなく我々日本人の口にも合うと思います。産卵期は個体数保護のため、ケアンズ地域では毎年11月1日から2月1日の繁殖期から産卵期にかけて、いずれの方法にしてもバラマンディの捕獲は堅く禁止されます。この時期にバラマンディを釣った場合は、傷つけずに必ずリリースしなければなりません。リリースの方法にも注意が必要です、ファイトした獲物を写真に収めたりする際は、魚をフックしたままラインを持って引き上げないでください。リリースしたつもりでもこの時のダメージでその後に死んでしまうことが多いのです。小型や中型は頭部と体を両手で支えるように持ち上げ、大型はランディングネットを使用し出来れば水から離さずに写真を取るのが理想です。バラマンディ、この偉大な魚とのやり取りとスリルあふれるファイト、そして最後にランディングした時の感動、思い出としての写真、静かに泳ぎ去っていく相手、この偉大な魚に敬意を表し少しでもダメージを少なく自然に帰しましょう。
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